「子どもの悩みを打ち明けたいけど、誰に話せばいい?」
「悩みを打ち明けて、変に思われないかな…」
子どもを育てるうえで、どうしてもわからないことや1人では乗り越えられないことは出てきます。
育児本やネットで答えを探しても結局正解がわからず、モヤモヤしたまま過ごしてしまうことも…。
そこで今回は子育てで悩む人に贈る、私自身が体験した「人に話してよかった!」と思えたエピソードを紹介していきます。
悩みを1人で抱え込むのではなく、周囲の人にヘルプを求めて、心を楽にしていきましょう!
「誰にも相談しなくても子育てできる!」と思っていた

ママのなかには「誰にも相談しなくてもできると思っていた」という方もいるかと思います。
実は私も、そんなママの1人でした。
昔からできることは1人で行う性格の私は、周囲に相談するタイプではなく、悩みや困りごとがあっても、自分自身で解決してきたことが多かったです。
だから「子育ても自分で調べれば出来る」と思っていました。
しかし、その考えは通じないと産後すぐに思い知らされました。
言葉もしゃべれず、泣くことでしか表現できない子どもへの対処法はもちろん、ミルクや寝かしつけ、離乳食など、育児本を読んでも「これ当てはまらない…」ということの連続。
それならまだしも、長男は発達障害持ちだったので、月日が経つにつれて他の子と違う点が増えていき、調べても調べても答えが出ない日々が続きました。
本を読み過ぎて頭がショートしてしまい、「もう文字を見たくない」という日も…。
「もう誰かに聞いてもらわないと駄目だ」
そう結論付けるのに、あまり時間はかかりませんでした。
聞いてもらってよかった!家族やサービスに話して救われたエピソード

では実際に私が「人に話してよかった!」と思えるエピソードを2つ紹介します。
私の考えの概念を変えたと言っても過言ではない出来事だったので、ぜひお伝えさせてください。
子どもの発達障害について、姉に相談してみた話
私が一番悩んでいたのは、長男の自閉症についてでした。
受給者証を得て、障害児向けの支援サービスを受けられるまでは自力でやりましたが、日常生活での行動やコミュニケーションに対しての答えが見つからず、四苦八苦していました。
自閉症といっても、その症状はさまざま。
言葉がうまく出ずに思いを伝えられない子、一度遊びに夢中になったら呼ばれても気付かない子、人に全く関心がない子など、実に多くのパターンがあります。
なので、「自閉症にはこの対応1本で」という決まりがなく、その子に合わせて対応を変えていかなければいけません。
本やネットに書いてあったことをやっても、全然効かないということは日常茶飯事でした。
ある日、私は同じく子どもを持つ姉に相談してみました。
子どもたち同士の年齢も近くてよく遊んでいたのですが、気恥ずかしくて真剣に相談するということはあまりありませんでした。
しかし意を決して「実は長男のことで悩んでいて…」と打ち明けてみました。
すると姉はとても親身になって聞いてくれ、その場で自治体のサポートを調べてくれたり、チラシを持ってきて「近くにこんなサービスあるよ」と教えてくれたのです。
常日頃から子育ての情報を仕入れており、アンテナが高かった姉の情報量はすごかったです。
特に隣の市に住んでいる姉から聞いた、その市の自治体の情報は知らないことが多く、とてもためになりました。
自分の視点だけでは見つけられない情報を得ることができたのは、とても大きかったと思います。
ちなみに姉は、のちに「私も実は長女の発達について悩んでいる」と打ち明けてくれました。
その時は私が自分の持っている情報を伝え、姉も子どもも障害福祉サービスを受けることができるようになりました。
今では気軽に相談し合うようになり、お互い支え合いながら子育てをしています。
ミルクをうまく飲めない息子について、助産師に相談してみた話
もうひとつ、話してよかったと思えるエピソードがあります。
それは子育てサービスの専門家に相談した時のことです。
長男を出産後、産後妊娠高血圧になってしまい、血圧の薬を服用していたことで母乳を与えることができず、必然的にミルク育児となりました。
しかし小さめに産まれてきた長男は、ミルクの缶に書かれていた規定の量を飲むことができず、あまり体重も増えず、2週間検診でも指摘されてしまいました。
吐いてしまうことも多く「このままではいけない」と思い、いつもネットでミルクのことを調べていました。
しかしネットにはさまざまな意見が多く、どれが正解かわからず途方に暮れていました。
そんな時にふと思い出したのが、産院でもらった自治体の『こども家庭センター』のホットラインのチラシでした。
もらったときは「使うことなさそうだな~」と思ったチラシが、すごく輝いて見えたのを覚えています。
電話してみると、すごく元気のいい助産師さんが出てくれました。
「ミルクのことで悩んでいて…」と話すと、「実はいい計算式があるのよ」と、私が調べても出てこなかったミルクの計算方法を教えてくれました。
それでミルク量を計算してあげてみたところ、なんと完飲!
吐くことも少なくなって体重も増え、1か月検診では問題ないと言われました。
その時から「その道のことで迷ったら、その人に聞くのが一番」という考えが強くなり、専門家の意見はしっかり参考にしようと思うようになりました。
辛い時に1人で抱えこまないで!相談できる場所を見つけよう

子育てで相談して救われたエピソードを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ママのなかには「相談することが恥ずかしい」「こんなことで悩んでいると思われたくない」と、話すことを躊躇してしまう人も少なくありません。
私もそんなママの1人だったので、その気持ちはとてもよくわかります。
しかし意を決して相談した結果、とても救われ、気持ちがスッと楽になりました。
自分で思っていた以上に気を張っていたんだと、今ではそう思います。
ちょっと勇気を出して話したところ、「誰かに話した方がよかったんだ」と気付いたのです。
もし相談するのが恥ずかしいと思うのであれば、無料の子育て電話相談や自治体の相談窓口など、匿名性が高い相談窓口に聞いてもらうのもよいでしょう。
詳しい身分を明かすわけではないので、相談するハードルが下がり、話しやすくなるかと思います。
大事なのは、1人で抱え込まないこと。
子育てをなんでも1人でするのは限界があります。
自分の手の届かないところは、周囲の人やサービスを上手に使い、自分が辛くならないように工夫しましょう。
自分が思っている以上に、周りはあなたを助けてくれると思います。
困ったら相談できる場所がひとつでもあれば、きっと気持ちが楽になるはず。
無理をせず、助けを求めながらうまく子育てしていきましょう。
